債務整理後もクレジットカードを持つことができるのか!

債務整理後はクレジットカードを持てないと言われていますが、未使用カードや残債務がないカードも使うことができないのでしょうか?


カードが使えなくなるから債務整理しない人もいるのかな?

そうね。そんな人もいるわね。
ほんとは債務整理後はカードなし生活が理想なんだけどね。

債務整理後はクレジットカードを使わない方が良いですが、たとえば、カードが信用調査の確認事項だったり、ETCカードがないと困ることもありますよね。

今回は、そんな債務整理後のカード利用について詳しくお話ししていきます。

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債務整理後はカードが作れない

債務整理をすると、新たにクレジットカードを作れないと思っていた方が良いです。

債務整理をすると、信用情報機関に金融事故として記録され、いわゆるブラックリストになるのです。

カード会社は信用情報機関を照会して、債務整理や遅延などの金融情報を調べるので、債務整理をしていることが分かると審査に通らないんです。


信用情報機関ってどんなところ?

金融業者の形態によって3つの機関があるのよ。

金融事故の記録ってずっと残るの?

ずっと残ることはないよ。
信用情報機関によって期間が違うけど一定期間で消えるわ。

金融業者の系列によって信用情報機関も分かれていて、金融事故が記録される期間も異なります。

銀行系の借金で自己破産すると、10年間は新たな借金ができないんだけど、「KSC」は、信販会社や消費者金融は照会できないので、銀行系のカードでなければ10年も待たなくてもカードが作れるんです。

信用情報機関ごとの金融事故の記録保存期間は以下の通りです。

金融事故の記録保存期間

  • 株式会社 シー・アイ・シー(CIC)
  • 信販会社の信用情報を掲載
    ・任意整理、特定調停、個人再生:5年
    ・自己破産:7年
    ※すべての金融業者が照会する

  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 消費者金融系の信用情報を掲載
    ・任意整理、特定調停、個人再生:5年
    ・自己破産:5年
    ※すべての金融業者が照会する

  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
  • 銀行・信金・信組・農協系の信用情報を掲載
    ・任意整理、特定調停、個人再生:5年
    ・自己破産:10年
    ※銀行系の金融業者だけが照会する

どこから借りた借金を債務整理したのか、どの方法で債務整理したのかで違ってきますが、5年~10年は新たにカードは作れないですね。

債務整理をしたってことは、お金を貸したら踏み倒される可能性ありってことなので、貸してくれないのも当然ですよね。

実際のところ、それくらいの期間はカードなしの生活で、家計の立て直しをした方が良いのです。

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未使用のカードは債務整理後どうなる?

作っただけで使ってない未使用カードを持っている人もいますよね。

使ってないので、残債務もないから債務整理の対象じゃないので、信用情報機関に事故情報も載らないし、金融業者に通知がいくわけでもありません。

なので、債務整理をしたってことが分かりにくいんです。


じゃあ、債務整理していない未使用カードなら使えるの?

たぶん、使えると思うよ。
自己破産したときの管財人さんも、使えるなら使って良いですよって言ってたわね。

債務整理をしなかった未使用カードは、使うことができますが、カード会社によっては、更新のときや定期的に照会(与信)することがほとんどです。

なので、この与信のときにバレると使えなくなることもあります。

残債務や滞納がないカードは使えるの?

普段使っているカードでも、残債務がなければ債務整理はしないですし、すぐに金融事故がバレることもないので使おうと思えば使えます。

ただ、未使用カードと同様に、金融会社は定期的に与信で調査するので、債務整理をしたと分かると解約される可能性も大きいです。


私も実際にカードが使えました。
実は、私が自己破産をしたときに、残債務がない利用中のカードを持っていました。

管財人さんが、「ちゃんと支払うなら使って良いですよ。」と、言われたので、ネット通販などで時々使ってたんです。

そして、2年後にカードの更新時期が来たのですが、解約されることなく新カードが届きました。

そのカードでは、一度も滞納したことがなかったので、債務整理の事故記録があっても返済できる人と判断してくれたんでしょうね。

自己破産してもカードが使えたというケースは稀にあると、管財人さんも事例があることを言われてました。

ETCカードだけでも使えるようにしたい

クレジットカードが使えないのは我慢できるけど、高速道路でETCカードが使えないと困る方もいますよね。

高速道路を常に利用する運転関係の仕事だと、ETCカードは必需品ですもの。

そんな場合は、ETCパーソナルカードを利用すると良いです。

ETCパーソナルカードはデビットカードと同じような感じで、デポジット(保証金)を払い込んで使えるので、クレジットカードが作れない人でも利用できます。

債務整理後はカードを使わない方が良い理由

債務整理をしても、カード会社の考え方や手持ちカードの利用状況によっては、稀に使えることがあります。

でも、本当は債務整理後はカードを一切使わない生活に切り替えた方が良いのです。

特に、借金を繰り返し多重債務に陥った場合などは、その借金癖を治すためにもカードなしの生活をした方が家計の立て直しができるんです。

債務整理後にカードが使えないのは自分のためでもあると認識して、借金生活から抜け出しましょう。

まとめ

債務整理すると通常はカードを作ることも、持っていたカードを使うこともできません。

債務整理をしたという金融事故が信用情報機関に一定期間記録され、金融業者は信用情報調査のために照会するからです。

  • 債務整理後は新たなカードは作れない
  • 未使用カードもバレたら使えない
  • 残債務がないカードもバレたら使えない

通常は、どんなカードも使えなくなるのが一般的です。

ですが、カードが使えなくなるのが嫌だからと、債務整理することを先延ばしにしていたら、いつまでたっても借金問題は解決しません。

カードが使えない期間は、経済生活の立て直し期間だと認識して、借金を整理する方が良いのではないでしょうか。

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