過払い金の時効はいつから10年?見落としがちな請求期限とは!

過払い金には時効があると聞いて、気になっているかもしれませんね。

栄美

栄美
TVCMで過払い金の時効は10年って言ってるよね!いつから10年なの?
愛子

愛子
一般的には完済から10年だけど、イレギュラーなケースもあるのよ。

過払い金の返還請求の時効は10年であると言われることもありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

取り引きのケースによって時効の仕組みが違うことがありますので、過払い金の時効全般について分かりやすく解説しますね。

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過払い金の時効による請求期限は?

過払い金の時効というのは、基本的には最後に借り入れをして返済をしたときから、10年が経過したときです。

そして、時効が成立した時点で請求期限が切れてしまいます。

例えば、今年の10月に返済が終わったとして、その後さらに借り入れをしなかった場合、この取り引きの時効が来るのは10年後の10月になります。

また、過払い金の計算をする時の時効というのは、原則的に同じ業者とのすべての取り引きが対象になります。

ですので、一定期間空いて、業者との取り引きが無かったとしても、最後の取り引きから10年以内であれば過払い金を請求することが可能です。

栄美

栄美
じゃあ、15年前に一度完済して、また新しく借りていたら前回の分も過払いの対象ってこと?
愛子

愛子
そういうことね。どれくらいの期間で再借入れしたかにもよるけどね。

どれくらいの空白期間なら時効とならないかと言う点や、一つの金融業者と連続して取り引きがあったとみなされるかどうかなどは、それぞれのケースで変わってきます。

裁判になったときには、裁判所が今までの取り引き履歴を見て、空白期間があったとしても連続した一つの取り引きとして認めてくれる場合もあります。

時効が成立していると過払い金請求が出来なくなりますが、意外と時効が成立する条件は曖昧なので、諦めずに専門家に相談するのが良いですね。

返済中の過払い金の時効はどうなる?

返済中の過払い金の時効が心配になる方がいるかも知れませんが、同じ業者とずっと取り引きをし続けているなら時効は成立しません。

最初の借り入れが10年前だとしても、今まで返済をしているという事は、そこからずっと取り引きが続いていることになります。

取り引きが続いている場合は、時効の対象とならないので安心して下さい。

覚えておきたいのは返済中の過払い金請求をして、戻ってきた過払い金で返済金額がゼロにならないとブラックリストに載ってしまうことです。

過払い金が意外と少なくて借金が無くならなかったときには、債務整理手続きに入らなければなりません。

金融業者へ相談をして借入金額を減額する手続きをしていくので、必ずブラックリストに載ってしまうのです。

栄美

栄美
過払い金があってもブラックになるのはイヤだと諦めるしかないの?
愛子

愛子
そんな時は、完済してから過払い金請求することね。

ブラックリストに載ると、新規でのローンを組んだりクレジットカードを作るなどの審査に通りにくくなってしまうので、気をつけたいですね。

返済中の過払い金請求をするときには、専門家に依頼して、過払い金が返済を終わらせるのに十分な額かどうかをきちんと確認しましょう。

同一業者で再契約している場合の過払い金の時効

過払い金請求の時効が成立するかを解釈するときに、問題になるのが分断と呼ばれる現象です。

分断とは同じ金融業者から借り入れを一度して、その後の空白期間が長かったときに、継続した取り引きでは無く、独立した取り引きとして判断されるという事です。

空白期間がどれくらいだと一連の取り引きと見なされるかは、それぞれの取引状況によって変わってきます。

キャッシングをするときには、大抵同じ業者を利用する物です。

借り入れをして返済をしていきますが、返済をした後にしばらく期間が空いて、再びキャッシングをすることがあります。

その間の期間によっては、分断と判断されるかも知れませんし、一連の取り引きとして見なされるかも知れません。

分断とみなされた場合、10年以上の期間がその取り引きから経っているなら、時効が成立してしまいます。

一連の取り引きと見なしてもらえるなら、時効が成立しないので、すべての取り引きが過払い金請求の対象となりますよ。

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完済から10年以上の取引でも対象になるケース

完済から10年以上経っていても、分断とみなされず過払い金請求の対象となるケースはどんな場合でしょうか。

同じ業者と今でも取り引きがあるなら、10年以上経っている取り引きについて過払い金の請求が出来ることがあります。

直近の返済日から10年以上経っていないのであれば、過払い金を受け取れる可能性がある事を覚えておきましょう。

栄美

栄美
完済した借金の過払い金で、今の借金がゼロになることもあるのよね?
愛子

愛子
該当者は少なくなっているけど、古い借金は高利だったから可能性はあるわね。

同じ業者を利用し続けていて、途中で取り引きがない期間があるときにも、過払い金請求が出来るケースがあります。

取り引きの無い空白期間の間に、契約更新の費用や年会費の費用などの支払いをしている場合です。

また借り入れをしたときの契約の内容や、契約の形態によっても過払い金請求の対象となることがあります。

一つの契約によって、複数の取り引きがなされている場合も、それぞれの取り引きの間に空白期間があっても連続した取り引きと判断されるのです。

ただ、素人では判断が難しいので、弁護士などの専門家に相談したほうが確実ですね。

まとめ

過払い金の時効は、最後の取り引きから10年が経ったときに成立します。

同じ業者と今でも連続して取り引きがあるときには、10年前の取り引きであっても時効が成立していないので、過払い金の請求ができる場合があります。

ある一定期間取り引きをしていない空白期間があっても、時効が成立しない場合があるからです。

時効が成立しているかどうかは個人では判断しにくいので、10年経っているような古い取り引きであっても、一度専門家に相談してみるのがおススメです。

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